第162回直木賞受賞作。サハリン・アイヌという民族が、日本国における明治から昭和にかけて辿った軌跡を追う歴史小説。第160回の直木賞受賞作であり、戦後沖縄の混乱と渾沌を描いた『宝島』と対を為すような作品だというのが、率直な感想です。ただ両作では…
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