ヨンマルマル

四百字詰原稿用紙一枚分の雑記

九州・博多

 ヨンマルマルの更新をするのは、ほぼ半年振りになる。いったん、諸々リセットしようかとも考えたけれど、空白期間があるというのも1つのログではあるので、このまま続行。久々の更新は、いつもの映画や小説の感想ではなくて、先週出張で訪れた街の感想を。
 九州に行くのは3回目。博多は3年前の熊本出張の際に立ち寄ったが、ラーメン食うぐらいしかできなかった。今回は仕事の空き時間にプチ観光ができたので、リベンジを果たせたといって良いだろう。端的に良い街だと思う。東京はもとより、京阪神に比べても地方都市感は強いけれど、どこか「開けた」印象が強かった。外国人観光客が多いからだろうか。人通りも多過ぎず少な過ぎず。記憶に強く残ったのは、8年振りに再会した友人に連れられて行った筥崎宮元寇の際に書かれた「敵國降伏」という掲額のインパクトにやられた。歴史はただ残るものではない、遺す意志があって残るものだ。また、行きたい。(四〇〇)