ヨンマルマル

四百字詰原稿用紙一枚分の雑記

きらきら光る、すべての星よ/ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー

 劇場公開時、20代の後輩たちがビビッドに反応していた本作。Netflixでようやく観れた。ハイスクールをクソ真面目(Booksmart)に過ごした女子ふたり、卒業式前夜のはっちゃけを描く青春グラフィティ。全編、徹頭徹尾「青春」そのもの。
 クソダサい部分、格好つけたいけどつけきれずに空回っている部分と、でもやっぱり超クールな部分が同時に存在していて(主人公のモリーとエイミーの行動はほぼすべて)、それこそが青春の光なんだよなあって、しみじみ……。自分に自信が持てず、自虐に走るモリーにエイミーが「私の親友にひどいこと言わないで!」というシーンがすごく好きです。あと、パーティーに行きたいんだけど行くのめっちゃビビる、という葛藤と逡巡もリアル。
 この映画みたいに、たくさんの在り方をただ受け入れて楽しむ、ってことが大人たちもできれば、きっともっとハッピーでピースフルな世界がやってくるんじゃないかな。(四〇〇字)

スタッフ
監督/オリヴィア・ワイルド
脚本/エミリー・ハルバーン、サラ・ハスキンス、スザンナ・フォーゲル、ケイティ・シルバーマン

キャスト
モリー(会長、スピーチ最高でした)/ビーニー・フェルドスタイン
エイミー(パンダも可愛がってあげて)/ケイトリン・ディーヴァー
ジジ(性格と面倒見の良いジャンキー)/ビリー・ロード
ジョージ(割と好きなタイプのメガネ、歌が上手)/ノア・ガルヴィン