ヨンマルマル

四百字詰原稿用紙一枚分の雑記

ダイヤモンド・アイランド

 東京外大の東南アジア映画特集にて鑑賞。ひとことで内容を言えば「上京物語」だ。カンボジアの首都プノンペン、その再開発地区の建設現場に農村から出てきて働く主人公が、行方不明の兄と再会したり、恋に落ちたりした後で、青春の蹉跌を味わう、そんなお話。
 10月の東京国際映画祭で見た短編作品群よりも、遥かに分かりやすかった。きっとそれは「モダニズム批判」という物語の主軸があったからだろう。乱開発、物質主義、西欧文化礼賛、拝金、等々への批判である。そして主人公のドラマは、この批判の軸とオーバーラップしている。
 しかし「それで良いのかな?」と疑問も感じた。モダニズム批判はわかりやすいけれども、本当にカンボジアに生きる人々の心からの言葉なのだろうか、という筋からの疑問だ。プノンペンで普通に生きている人たちが、開発と近代化の進む首都のことをどう捉えているのか、伝わってくるようで伝わってこないのがもどかしい。(400字)

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